誰でも本屋 テーマ「おんなのこ」
世界の終わり、そして恋。ひとが最も輝きそして最も醜くなるのは、このふたつの瞬間なのかもしれない。
軸本
https://honto.jp/netstore/pd-book_02099207.html
少女エリンが運命と対峙し、王獣や人との関わりによって少しずつ変わっていく(変わらざるを得ない)お話。中高生のときに読みたかったけど、実は大人にこそ読まれるべきなのかも。
http://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784062764469
いっさいはん
minchi(岩崎書店)
Twitter発のヒット本ということで、この企画が成功して欲しいという願いも込めて。一歳半の女の子がとる謎行動の数々を、ひたすら眺めて楽しむ絵本。今ならお近くの書店でまだ展開しているかもしれません。
http://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784265830398
柚木麻子(新潮社)
実は以前静岡書店大賞にもなった強く優しく、そして日々葛藤しながらも生きていく女の子達の姿がガツンと伝わってくる力強い作品です。人は何度だって生まれ変われるし立ち上がれる事を教えてくれた大切な作品です。
http://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784101202426
小春日和 インディアンサマー
女の子でいるのがどうしょうもなく面倒くさいと思っていた頃に読みました。
こんな女の子なら、女の子でいるのも悪くないと思ったような。
https://honto.jp/netstore/pd-book_01673879.html
こちらあみ子
今村夏子(筑摩書房)
おんなのこ…で思い出したのはあみ子だった。
無知故に無邪気で無垢な少女。
どんなに世間とズレていってもあみ子は何処までもあみ子のまま其処に在って。
彼女が気付かぬ淋しさが切なく胸を刺す。
http://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784480431820
ばかでかわいくて愛する人のために勇気を振り絞れ、自分の価値観をしっかり持ったまゆみ。幼い頃の憧れでした。いつの間にか自分のほうがずっと年上になってしまいましたが、私の中で彼女は永遠に「女の子」で「お姉さん」です。
http://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784061486751
大自然の中、家族と共に懸命に、そして朗らかに生きていくローラの姿は幼い頃の憧れでした。ローラたち四姉妹の仲良しのやり取りや、家族で祝うクリスマスなどのイベントがとても魅力的に描かれていて楽しげです。
https://honto.jp/netstore/pd-book_25417048.html
赤い実はじけた
表題作は国語の教科書で読みました。
僕は未だに恋愛がよくわからなくて、だけど、「赤い実がはじける」という表現の向こうに、人を思う気持ちがパッと色づく様が見えた気がしたのです。
https://honto.jp/netstore/pd-book_01675516.html
女の友情をバカにされてイラッとした時はいつもこの二人を思い出す。
馴れ合いじゃなく、同一化を強制するでもなく、必要な時に心を寄せる。
友情という上辺だけの言葉に縛られず、相手が大切だという想いだけで自然と肩を並べられる二人の関係は、私の永遠のお手本。
http://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784094080230
海の島 ステフィとネッリの物語
アニカ・トール 著/菱木晃子 訳(新宿書房)
ユダヤ人姉妹がナチスの迫害を逃れてウィーンからスウェーデンへやってきた。読みごたえ十分の4部作、これが1冊目。うちの娘たちが読めるようになる日まで新刊書店で買えますように。
https://honto.jp/netstore/pd-book_02681702.html
塩を食う女たち
目が海になり心臓から流血とまらなくなるけど、なぜ自分は女に生まれたんだろうって一瞬でも考えたことのあるすべての女の子に読んでほしいな。臆病者だけが差別主義者になる。ひよるな、あなたは充分つよいって勇気をくれる本。読んだらつよくなる。
https://honto.jp/netstore/pd-book_00232578.html
とっておきの美智子さま
渡邊みどり 監修/マガジンハウス 編集(マガジンハウス)
お洋服が余りにも美しくて可愛い。過剰なものは何ひとつ無いのに存在感はあるーーグランクリュ・クラッセ。
そういうものは、着る者にも同じことを要求する。
力はあってもそれに頼って語らない自然体の、最強エレガンス。
http://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784838728466